石破首相、バイデン大統領とペルーで首脳会談へ…対面では初
石破首相は、11月中旬の南米訪問に合わせて米国のバイデン大統領と首脳会談を行う方向で調整に入った。首相は就任翌日の10月2日にバイデン氏と電話会談しているが、対面での会談は初めてとなる。 【表】11月以降の政治の主なスケジュール
複数の政府関係者によると、日米首脳会談は、ペルーで11月15~16日に開かれるアジア太平洋経済協力会議(APEC)首脳会議に合わせて実施する見通しだ。首相は会談で、防衛力の抜本強化を進め、米国や同志国との連携を推進する考えを伝えるとともに、バイデン氏との間で日米同盟を深化させる方針を確認するとみられる。
外遊中には中国の習近平(シージンピン)国家主席との会談も調整しており、バイデン氏とは対中認識もすり合わせたい考えだ。APEC首脳会議後は、ブラジルで18~19日に開かれる主要20か国・地域(G20)首脳会議にも出席する。