【横浜M】新監督にホーランド氏「再びタイトルを」 今季途中から指揮のハッチンソン氏は退任
J1横浜Mは17日、新監督に前イングランド代表ヘッドコーチのスティーブ・ホーランド氏(54)が就任すると発表した。クラブが掲げるアタッキング・フットボールを継承し、来季は3年ぶりのリーグ王座奪還を目指す。 クラブを通じ、ホーランド氏は「情熱あふれるスタジアム、そして素晴らしい雰囲気をつくるファン・サポーターの熱意に囲まれた最高の環境の中で、横浜F・マリノスの監督として指揮を執ることも光栄」などとコメントした。 ホーランド氏は現役時代はイングランドやスウェーデンのクラブでプレー。引退後はプレミアリーグ強豪のチェルシーやU―21(21歳以下)イングランド代表のアシスタントコーチなどを歴任した。 横浜Mは今季公式戦61試合の過密日程に苦しむなど、リーグ戦は15勝7分け16敗の9位と苦戦した。復権を託されたホーランド氏は「私たちの挑戦は、再びタイトルを獲得すること。そして、アグレッシブなアタッキング・フットボールをしていく。一貫性かつ高い競争心を持ちながら、タイトルを争うチームを築き上げていきたい」と意気込む。 今季途中から、ハリー・キューウェル氏(46)に代わり暫定的に指揮を執ったジョン・ハッチンソン氏(44)は退任する。同氏は「このクラブで仕事をさせてもらい、最高の仲間に出会えた。これからもチームの活躍、選手たちの飛躍を期待している」とコメントした。
神奈川新聞社