【動画】代走の綾瀬はるか工事シートに変化。道頓堀グリコ看板「完成間近」の文字も
大阪市中央区道頓堀の名物で、現在リニューアル工事中の「グリコ看板」。8月下旬に女優の綾瀬はるかが代走する「特別工事幕」が登場していたが8日朝、その背景が真っ赤になり、通行人らからは「光ってなくても目立つ」といった声が聞かれるなど、さっそく話題となっている。また工事幕には「完成間近」と記されており、新たな「6代目」看板の登場が楽しみという声も多かった。
工事期間限定の「特別工事幕」として綾瀬はるかが代走中
両手を広げたおなじみの「ゴールインマーク」を中心にネオンを点灯させていた同5代目看板は、8月17日にリニューアルのためネオンを消灯、16年の歴史に幕を閉じた。 同看板には通天閣や大阪城、海遊館や京セラドーム大阪など大阪を象徴する建物が描かれており、2003年に大阪城や通天閣などとともに「大阪市指定景観形成物」にも選ばれ、まさに市民らにも認められた「大阪名物」として人気を博していた。 その消灯から約1週間後、女優の綾瀬はるかが「ゴールインマーク」のポーズをとって代走する工事期間中限定「特別工事幕」が登場。「今だけしか撮れない」とあって、道行く観光客や地元市民らが、連日撮影する人気スポットになっていた。
「新しいグリコの看板完成間近」の文字
今回の工事幕は、綾瀬はるかは変わらないが、背景が5代目看板のものを緞帳(どんちょう)を降ろして終わりを告げるものから、真っ赤なものに変わっていた。江崎グリコの広報担当者によると、前夜から明け方にかけて幕を変更。真っ赤な背景については「これはグリコのコーポレートカラーなんです」と話している。 8日現在、6代目看板のデザインや点灯日は発表されていないが、この工事幕には「新しいグリコの看板完成間近!!」と記されている。新しいデザインの想像を楽しみながら、「今しか撮れない」真っ赤に変化した綾瀬はるか看板との撮影を楽しめそうだ。
市民「どんなデザインやろ? と想像がふくらむ」
8日朝も多くの人らが「綾瀬はるかが変わってるー」などと言いながら撮影する光景がみられた。出張で東京から来て、仕事へ向かうという東京都の女性(25)は「綾瀬はるかに変わってると聞いてたけど、ネットのニュースで見たものとは違ってビックリした。変わったばかりで撮れたならラッキーですね」と笑顔。通勤途中の大阪市住吉区の男性(31)は「完成間近って書いてると『どんなデザインやろ』と想像がふくらむ。はよ点灯してほしい」と言いながら携帯電話で撮影していた。