食事制限・アルコール制限なしの3カ月ダイエット。50代で「今さら?」「効果でる?」と思ってたけど、やってよかった!変わったこと、気づけたこと
40分しっかり動ける体になった(ただし、つらいけど…)
初日の帰り道、足がもつれるほどふらふらになりながら銀座の街を歩いていた諏訪。翌日は筋肉痛でボロボロ状態だったとか。1カ月は筋肉痛に悩まされ、運動が楽しいとか、汗をかいて爽快♪という気持ちはなかなかわいてきませんでした。 筋肉痛緩和には「豚肉がいいですよ」とアドバイスをいただき、最初に選んだのが“とんかつ”というのが、デブ思考。その後は反省して、揚げ物は減らし、ステーキにチェンジ。 2カ月を過ぎてから筋力がついてきたこともあり、負荷をあげ、最初のプログラムに+αの動きが加わるようになりました。 「プログラムが少し変わったときは、正直、しんどかったです。汗の量も違いましたし、筋肉痛も復活。しかし、レッスンを重ねると、そのしんどさも減ってきて、疲れた~ということもあまり感じなくなりました。これって、体力がついてきているってことですよね? 直近のレッスンでは、30代の方と一緒だったのですが、『50代の私も若い方と一緒の動きができるのね!』と、自分をほめたくなりました。継続は力なりって、本当なんだなと改めて実感しました」
姿勢をよくしなければ!と意識を持てるように
小学生のころから側弯気味で、ゆがみは日常的。これまでジムに通ったことはあっても、すぐに挫折。運動は第1子妊娠中のマタニティヨガ以来、15年ぶり。筋力は衰えまくり、体を支える体幹はよわよわでした。 長時間座ってのデスクワークで、背中も丸まり猫背がデフォルトに。肩はこるし、おなかはポコッと出るし、いいことはないのに、なかなか背筋を伸ばすのは難しいものです。人間の脳はラクなほうへ行きたがるそうで、だらんとした姿勢のほうがラクだと認識してしまうんですよね。それに、長年染みついたクセはそう簡単にはなおらないもの。 「背骨のまわりがかたいと自律神経も乱れやすいし、肩こりや腰痛にもなるし、痩せにくいというお話を聞いて、背中や姿勢を意識するようになりました。でも、やっぱり気づくと背中が丸まっているし、足を組んでしまうし、立っているときも片側重心なんですよね。以前は、気にはなっているけれど、そのままでした。マシンピラティスをはじめてからは、『おっといけない!』と、骨盤のポジションや背中を意識するようになりました。これが無意識にできるようになるといいのですが、それにはもう少し時間がかかりそうです。体幹も少しだけど鍛えられてきたので、体を支える力がもっとつけば、いい姿勢をキープできるのかな」 自分の体への意識が高まり、「姿勢、姿勢」と仕事中でも気づけるように。まだまだですが、少しは姿勢よく仕事ができているようです。 つづきの【後編】では、食べ過ぎ注意!は意識できたけれど、食事はあまり変わらずのダイエット3カ月めの途中経過報告と、諏訪以外でもマシンピラティスをはじめた4名の方にお話を伺いました
美容・ヘアライター・編集者 岩淵美樹