【香港国際競走】度肝を抜かれたIJCの開幕セレモニー 安心感を覚えた競馬場の光景とは?/権藤時大の異国見聞記
【権藤時大の異国見聞記】 こんにちは! 今週から香港国際競走の取材を行っている権藤時大です! 現地ではつたない英語をフルに使って取材に励んでいる最中ではありますが…4日にはIJC(インターナショナル・ジョッキーズ・チャンピオンシップ)を観戦しにハッピーバレー競馬場へと赴きました。 香港の町中に「ドン!」とそびえ立つハッピーバレー競馬場。事前には日本での大井競馬場のようなものだと聞いていたのですが…その第一印象は何といっても圧巻の絶景。コース内にはサッカーグラウンドなどの設備が立ち、周りには香港の超高層タワーマンション、そしてその中に栄える緑の芝コース…。カルチャーショック以外の何者でもありませんでした。 そして、IJCの開幕セレモニーも衝撃の連続。DJによる「Can’t Hold Us」などの有名な洋楽のリミックスや日本では考えられないレベルの量の花火、とめどなく流れる英語での実況も相まって…まさに度肝を抜かれました。残念ながらIJCでは日本代表として参戦した川田将雅騎手は11位タイに終わりましたが、初めて見る異国の景色、初めて買った異国の馬券、目の前で繰り広げられる非日常感…。到着してからの5時間弱、ずっと興奮が止まりませんでした。ちなみにハッピーバレー競馬場の様子は「東スポ競馬」Xアカウントでも音声付きで公開していますので、ぜひご覧ください! そんな中でも鮮明に覚えているシーンがあります。馬券を買い、「行け! 行け!」と英語などで叫んでいる他国の競馬記者の姿を発見。まさに完全アウェーの中でしたが、「あぁ、この光景だけはどこへ行っても変わらないんだなぁ」と妙な安心感を覚えてしまいました(笑い)。やはり馬券での興奮は万国共通。こうした人々の姿を見ていて、感じたことがあります。それは、「日々の予想や原稿を読んでいる方々の興奮を生み出せるように頑張ろう」という原点のような気持ち。このハッピーバレー競馬場での経験を通じて、改めて未来への決意を再認識した次第です。
権藤 時大