竹田麗央が今季5勝目「全英が良い経験に」 1打差2位に山内日菜子
◇国内女子◇ゴルフ5レディスプロゴルフトーナメント 最終日(1日)◇GOLF5カントリーみずなみC(岐阜)◇6559yd(パー72)◇晴れ(観衆3084人) 【画像】大雨で水に浸かったグリーン 悪天候の影響で第2ラウンドが順延となり、36ホールの短縮競技となった大会。竹田麗央が7バーディ、1ボギー「66」の通算10アンダーで混戦を制し、今季5勝目を飾った。海外メジャー「AIG女子オープン(全英女子)」翌週の一戦で、後続を1打差で振り切った。 竹田は最終組の3組前でプレーし、首位に並んで迎えた最終18番。ピン奥2mのフックラインを流し込むバーディフィニッシュで力強く右こぶしを握った。 初優勝を飾った同シーズンに5勝目を挙げたのは小林浩美(1989年)、天沼知恵子(2001年)、上田桃子(07年)、西郷真央(22年)に続き5人目。21歳152日での通算5勝目は、叔母で元賞金女王の平瀬真由美(21歳145日)に次ぐツアー9番目の年少記録となる。 優勝スピーチでは「先週、初めて全英女子オープンに行って、結果は予選落ちだったけどすごく良い経験になった。また今週から日本で頑張ろう思って優勝できたのでうれしい」とコメント。「最後のバーディパットを決めるまでドキドキしていた」という大混戦を勝ちきり、年間ポイントレース1位を走るその強さを改めて見せつけた。 通算9アンダーの2位に「66」でプレーしたツアー1勝の山内日菜子。通算8アンダーの3位に、仲宗根澄香、安田祐香、佐藤心結、後藤未有、首位から出たささきしょうこの5人が続いた。 通算7アンダー8位に小林夢果、菊地絵理香、原英莉花、永井花奈、ルーキーの政田夢乃と菅楓華が並んだ。 ともに第1ラウンドを首位で終えていたウー・チャイェン(台湾)とルーキーの村田歩香は通算6アンダーの14位。前年覇者の櫻井心那は通算2アンダーの47位。 ツアー2試合目の出場となるアマチュアで13歳の須藤弥勒は通算9オーバー100位だった。 <上位成績> 優勝/-10/竹田麗央 2/-9/山内日菜子 3T/-8/仲宗根澄香、安田祐香、佐藤心結、後藤未有、ささきしょうこ 8T/-7/小林夢果、菊地絵理香、原英莉花、永井花奈、政田夢乃、菅楓華