まさに天才!『モアナと伝説の海2』楽曲を手掛けた20代女性デュオとは?
モアナ役アウリイ・クラヴァーリョの声は「ビヨンド ~越えてゆこう~」に本当にぴったり合っていると水を向けると、ベアーは「彼女の声は本当に素晴らしく聴こえますよね! 彼女の声は、彼女が第1弾の収録をした頃から本当に成長しました。彼女は本物の歌手です! 本当に歌える。本当に素晴らしく聴こえる」と興奮気味に語る。「わたしたちは、彼女の声がどんなに美しいのか、その見本市みたいな曲にしたかったんです。彼女は届くのかわからなかった音符にすら届いたし、お互いに限界を押し上げることができたと思います」とアウリイの稀有な声と歌手としての力量が曲自体も飛躍させたと明かした。
バーロウのお気に入りはモアナが旅の途中で出会う新キャラクター・マタンギが歌う「迷え!」で、「玉ねぎみたいに」たくさんの層がある彼女を表現するのが楽しかったとのこと。ベアーの1位を争うのは、前述の「ビヨンド ~越えてゆこう~」とマウイの新曲「できるさ!チーフー!」だという。
ベアーは「あれは書くのがすごく楽しかったけれど、一番大変だった曲でもあります。彼は今もマウイだけど、成長しているんです。わたしたちが知っていて、愛しているマウイらしさと、成長を遂げたところ、そのバランスを取るのが難しかったです。彼のキャラクターとロック(マウイ役のドウェイン・ジョンソン)の声はとても特徴的。それにふさわしい曲をどうすれば書けるだろう、というのはありました」と振り返っていた。『モアナと伝説の海2』の魅力は何といっても、名曲ぞろいのそのミュージカルシーン。ベアー&バーロウのあふれんばかりの才能をぜひ映画館で体感してほしい。(編集部・市川遥)
映画『モアナと伝説の海2』は公開中