第61回ギャラクシー賞 オードリー「DJパーソナリティ賞」受賞 / 『霜降り明星のオールナイトニッポン』ラジオ番組部門 選奨を受賞
NPO法人放送批評懇談会が主宰する「第61回ギャラクシー賞」の贈賞式が5月31日、開催され、ニッポン放送のレギュラー番組『オードリーのオールナイトニッポン』(毎週土曜日25時~27時)のパーソナリティとして「ラジオ部門 DJパーソナリティ賞」を受賞したオードリー(若林正恭・春日俊彰)が登壇、喜びを語った。
名前を呼ばれると、若林に続いて、春日がいつも通りゆっくり歩き、手を振りながら登壇。賞状とトロフィーを贈られ、トロフィーの形と同じポーズをとる春日に会場が早速フォトセッションタイムになるなど、冒頭から会場を盛り上げた2人。 若林は「オールナイトニッポンで東京ドームライブをやらせていただいて、それを評価していただいたということで。ついこないだ東京ドームでイベントをやったので、今日の会場は狭く感じますけども(笑)本当に嬉しい賞をいただきました。ありがとうございます」と喜びを語った。リトルトゥースと呼ばれる番組リスナーに伝えたいことを聞かれると、「普段ラジオを聴いてくれてありがとうございます。東京ドームライブの記念Tシャツが売れていません(笑)ぜひお買い求めお願いします」と感謝を伝えつつ宣伝も忘れず。 春日は、まずは「DJパーソナリティ賞、いただきトゥース!」と挨拶。今回の受賞について、「全ラジオパーソナリティが憧れる賞ですから。ようやくいただけて喜ばしいですけど、あと5年くらい早くてもよかったんじゃないかと思います(笑)」と笑いをさそい、次世代のパーソナリティに向けて「春日を目指しても春日のことは超えられないから、憧れるのをやめましょう」と春日らしくメッセージを贈った。 ■第61回ギャラクシー賞 ラジオ部門 DJパーソナリティ賞 オードリー (「オードリーのオールナイトニッポン」パーソナリティとして) ――<選評> 15年続く「オードリーのオールナイトニッポン」。今年2月の番組イベントは東京ドームに53,000人を動員し、会場、ライブビューイング、生配信合わせて16万人の熱狂を呼んで、ラジオ史に残る記録を打ち立てました。結果として、ラジオをカルチャーとして進化させる社会現象を生み出しています。その影響力は聴取率やリスナー数、スポンサー数だけにとどまらず、多くのパーソナリティにも刺激を与え、若い世代のラジオへの関心を大きく高めました。 若林正恭はラジオを代表作と語り、主戦場に譬えて真摯に向き合い、心を許したトークで深い共感を集めています。春日俊彰の年々巧みになるトーク、適応していく姿はコンビとして絶妙です。番組が若林と春日、「チーム付け焼き刃」として親しまれる制作陣、「リトルトゥース」と呼ばれる番組リスナーが時間を共有する大切な「居場所」であり続け、ラジオの世界を豊かにすることを期待します。