子育てや社会保障の政策は?災害対策はどうする? 衆院東京15区補欠選挙に立候補した9氏の経歴・政策まとめ
乙武氏は東京都出身、早稲田大学卒業。大学在学中に『五体不満足』を出版。作家、講演活動に取り組む
乙武氏は1976年東京都新宿区出身、早稲田大学政治経済学部卒業。大学在学中に『五体不満足』を出版しました。卒業後はスポーツライターとして活動し、杉並区立杉並第四小学校教諭や東京都教育委員などを歴任しました。2011年から「まちの保育園」経営に参画。現在も「インクルーシブな社会」を目指し、作家活動や講演活動に取り組んでいます。
乙武氏が掲げる政策とは
乙武氏は自らのホームページに置いて以下の政策を公表しています。 1 「こどもまんなか」の日本へ ・「子どもの声」を大事にする ○東京発「こども未来アクション」をモデルに子どもの意見を政策に反映 ○子どもの「遊び」を最優先にした広場・公園の整備 ○子ども・若者の心と身体を守る東京発「ユースクリニック」の普及 ・子育てを全力でサポートする ○大学までの教育無償化 ○小中学校の学校給食無償化 ○高校までの医療費無償化 ほか ・子どもの多様な学びを尊重する ○ICTの活用で、一人ひとりの特性に合わせた学びを保障 ○フリースクールなど多様な学びの場を支援・整備 ○DXやサポート人材の活用による教員の働き方改革 2 危機に強い日本へ ・国民の生命と財産を守る ○国際情勢の変化を捉え、外交力・防衛力強化で国家安全保障を確立 ○経済・食料・エネルギー・宇宙・サイバーなど、総合的な安全保障戦略の策定 ・日本を強靱化する ○災害に強いまちづくりに向け、木密地域の不燃化・耐震化を促進 ○マンション・団地防災をハード・ソフト両面から推進し、全国都市防災力を強化 ○景観だけでなく防災にもつながる無電柱化のさらなる推進 ○ミサイル攻撃などに備え、都市部を中心に地下シェルターを整備 ・誰も取り残さない災害対策へ ○バリアフリー化やペット対応など、避難所や備蓄にも多様性を導入 ○高齢者やシングルマザー、障害者など、住宅確保要配慮者を支援 3 健康で安心して暮らせる日本へ ・誰もが「人生100年時代」を楽しめる社会へ ○持続可能な年金・医療・介護制度の確立 ○予防医療で健康寿命を伸ばし、「アクティブ長寿」を実現 ○認知症患者のケアと社会参加を支援 ・持続可能な医療・介護体制へ ○AIなど先端技術を活用した医療従事者の働き方改革を推進 ○看護職・介護職の福利厚生・インセンティブを充実、さらなる待遇を改善 ・女性のライフプランに選択肢を ○不妊治療やAMH検査、卵子凍結に対する公費負担の創設・拡大 ○子宮頸がんの撲滅に向けた検診啓発 ○HPVワクチン接種の男性接種も公費助成 ○感染症にも強い医療提供体制の確保 4 成長していく日本へ ・経済成長をあきらめない ○物価を上回る賃金上昇の後押し ○地域経済を支える中小企業を支援 ○次代を担うスタートアップを支援し、ユニコーン企業を育成 ・誰もが働きやすい社会へ ○同一労働同一賃金を徹底し、非正規労働者の処遇を改善 ○男女ともに「育業」取得を推進し、育児と仕事の両立を支援 ○女性のスキルアップ・起業・再就職を支援 ○東京発「ソーシャルファーム」をモデルにした就労支援 ○当事者目線による「段差のない社会」の実現 ・魅力と活力にあふれた東京へ ○「国際金融都市・東京」構想2.0の実現 ○和食・アート・ライブエンタメの振興や海外進出を後押し ○ナイトタイムエコノミーを推進 5 エコな日本へ ・現実的で持続可能なエネルギーシステムへ ○太陽光・風力・地熱・地中熱など自然エネルギーを拡大、脱炭素化を加速 ○丁寧な合意形成を図りながら、原発を含めたエネルギー構成を確保 ・緑と共生するまちづくりを ○緑をまもる、育てる、活かす「東京グリーンビズ」を全国展開 ○コンクリートから緑へ。自然環境を中心とした都市整備 6 インクルーシブな日本へ ・自分らしく生きる選択肢のある社会へ ○選択的夫婦別姓の法制化を進め、男女ともに幅広い選択肢を提示 ○同性・事実婚も含めた多様なパートナーシップを確保 ・誰もが移動しやすい社会へ ○民間事業者のバリアフリー化を補助 ○電車内の「子育て応援スペース」普及。ホームドア設置の推進 ○シニアなどが移動しやすいシェア小型モビリティの推進 ・子ども時代から「障害のない社会」へ ○すべての子どもが共に学ぶインクルーシブな教育環境を整備 ○障害のある子も遊べる東京発「インクルーシブ公園」を全国に展開 7 魅力的な江東区へ ○町会・商店街の活動をバックアップ、地域コミュニティを活性化 ○お祭り・民俗芸能など地域の伝統と文化を守り、後世へ ○豊洲をはじめ、市場を活かした食文化を世界へと発信 ○辰巳・有明の未利用地を活用、海上公園の整備を促進 ○隅田川・旧中川の美しい水辺景観を活用、クルージング・水上イベントを支援 ○JR亀戸駅をはじめ区内鉄道駅のバリアフリー化の推進 ○東京都などと連携、地下鉄8号線(有楽町線)延伸・臨海地下鉄計画を早期に実現