指輪で改札…大阪メトロや関西大手私鉄でスタート
大阪メトロと関西の私鉄大手4社などは、指輪型の端末で駅の改札を通過できるサービスを始めた。改札に設置された専用読み取り機に、手をかざすだけで決済が行われる。大半の駅で利用でき、今後も対応する駅を増やしていくという。 端末は、東京都内の新興企業が製造・販売する「エブリング」。ICチップが内蔵されており、クレジットカード「Visa」に対応している。大阪メトロなどは、これに先立ち、クレジットカードによるタッチ決済で改札が通過できるようにしており、一層の利便性向上や混雑緩和につなげる狙いがある。
エブリングを使ったタッチ決済は、来年4月に開幕する大阪・関西万博の物販や飲食店でも活用される見通しだ。