【MLB】ソト争奪戦は早期決着の可能性 今週中にも各球団から条件提示の見込みと現地記者が報道
今オフ最大規模の契約となることが予想されるフアン・ソトの争奪戦だが、その行方は意外にも早期決着となるとみられているようだ。MLB公式サイトのマーク・ファインサンド記者は、「ソトの決断はウィンターミーティングが始まる現地12月9日より前に下される可能性がある、というのが業界内の雰囲気だ」と語っている。 ソト陣営はすでにヤンキース、メッツ、レッドソックス、ブルージェイズと会談したことが知られており、フィリーズやドジャースとの会談も控えているとされ、これらの球団による争奪戦が予想されている。そんな中で「ESPN」のバスター・オルニー記者はソト獲得を熱望しているこれらの球団が、今秋にも具体的なオファーを提示する可能性があると報道。本格的な獲得競争がスタートしそうな様相だ。 ここまでソト獲得の本命はヤンキースかメッツという見方が強いが、両チームは同時に強打の一塁手ピート・アロンソにも興味を示していると言われており、下馬評どおりどちらかのチームがソトを獲得した場合、敗れた方のチームがアロンソ獲得の本命となるのではないかとされている。さらには今季シルバースラッガーを受賞した外野手アンソニー・サンタンデールなど、他にもソトの動向待ちとなっている選手は多く、争奪戦が決着すれば移籍市場も一気に動き出しそうだ。