【山口県】[周南公立大]インドネシアの大学と協定 西京銀が橋渡し、インターンシップに期待
周南市の周南公立大(髙田隆学長)は29日、インドネシアのInstitut Teknologi Perusahaan Listrik Negara(ITPLN大学)との国際協力協定を結んだ。 この協定を機に、相互の講義や講演をオンラインで交換し、ITPLN大学生のインターンシップ受け入れなどに取り組む。 周公大と同市平和通に本社を置く西京銀行(松岡健頭取)は6月に「日本・インドネシア間のグローバル人材育成に関する連携協定」を締結。西京銀行の現地ネットワークを生かして、橋渡しすることで同大とITPLN大との協定が実現した。両者は地域発展のために大学の国際化、人材不足や市場縮小の課題解決を目指している。 この日、同大で髙田学長とITPLN大のシャムスィル・アブドゥ副学長は協定書に調印。その後、西京銀行を訪れて松岡頭取に締結を報告した。 松岡頭取は「画期的な出来事でうれしく思っている」、髙田学長は「このような形での銀行と大学の連携は珍しいこと」と喜び、今後の大学のグローバル化や周南圏域にインドネシア人材を作る一歩になることに意気込みを見せた。 シャムスィル・アブドゥ副学長は「お互いの教育を良くすること、インターンシップの交換、交換教員などに期待している」と今後の連携強化の望みを語った。