「世界を変える30歳未満」授賞式 a子や髙比良くるま(令和ロマン)らが登壇
受賞者の原動力は?
また、「わたしの原動力」というテーマでは、髙比良さんが「大谷翔平」と答え、「同い年なんです。自分の仕事で手応えがあろうが、M-1優勝しようが、次の日テレビをつけたら大谷選手がメジャーリーグでホームランを打っている。俺もちょっと頑張らなきゃなって、毎朝、大谷選手のニュースを観てやる気を出してます。共感してくれる同世代も多いのでは」と話した。 a子は「聴いたことのない音楽をつくること」と回答し、次のように語った。 「長い歴史のなかで、音楽のジャンルは出尽くされているような気がするんですが、ハウスとロックといったようなジャンルとジャンルの組み合わせで、新しい音楽のように聞こえさせることができると思っています。それを成し遂げるために今は音楽を頑張っています」。 大槻は「日本を前向きに」と回答し、「起業家として日本を前向きにしたいという気持ちを原動力にしています。昔と比べて、日本のプレゼンスが世界で下がってきていて、若者が未来に対してワクワクしていないなと感じています。日系企業の世界展開に向けた支援事業も行うなかで、日本のいいところを世界に出していくことで、日本を前向きにしていきたいです」と意気込んだ。 授賞セレモニーでは、Audi特別賞、MUFG特別賞、NORQAIN特別賞の受賞者も登壇した。 ■アドバイザリーボードにきゃりーぱみゅぱみゅら 今年はアドバイザリーボードとして、アーティストのきゃりーぱみゅぱみゅや川谷絵音、LINEヤフー代表取締役会長の川邊健太郎や、ビジョナル代表取締役社長の南壮一郎など80人以上が協力。アドバイザリーボードらが候補者を推薦し、Forbes JAPAN編集部でENTERTAINMENT & SPORTS 部門、ART & STYLE 部門など計4部門から30人の受賞者を選出した。 10年以上の歴史を持つ米国版「30 UNDER 30」では、無名時代に選出されながら、のちに社会を変えるような大きなインパクトを与えてきた受賞者を生んできた「30 UNDER 30」。世界を一変させる可能性を秘めた、激動の時代を生きる若き才能たちに注目が集まる。
Forbes JAPAN 編集部