「信じられないレベル」また惨敗のマンU、長期低迷の可能性を“元得点王”が指摘「30年プレミア優勝なしでも驚かない」
「立て直すのは長い道のり」
黄金時代を築いたサー・アレックス・ファーガソンの引退以降、マンチェスター・ユナイテッドでは様々な名将が指揮を執ってきた。 【動画】ボーンマスにホームでまさかの惨敗。ユナイテッドの最新試合 デイビッド・モイーズ、ルイス・ファン・ハール、ジョゼ・モウリーニョ、オレ・グンナー・スールシャール、ラルフ・ラングニック、そしてエリク・テン・ハーフと、名だたる指揮官を招へいしてきたユナイテッドだが、この10年でプレミアリーグ優勝はない。今季もテン・ハーフの進退が騒がれているほどだ。 元スコットランド代表FWアリー・マッコイストは、ユナイテッドが宿敵リバプールのように、長期にわたってリーグタイトルを手にできなくなるかもしれないと考えている。リバプールは1990年のリーグ優勝以降、2020年のプレミアリーグ初制覇まで、30年にわたって涙をのみ続けた。 英紙『Daily Mail』によると、マッコイストは「テン・ハーフもモウリーニョも、みんな優れた指揮官だ。良い経歴の卓越した監督たちだよ。それがうまくいかなかった。クラブ全体のシステム的なことなんだ」と話している。 「リバプールは30年タイトルがなかった。そうなるとは言わないが、なっても驚かないだろう。奇妙な状況だ。今のユナイテッドを立て直すのは長い道のりさ。サポーターは聞きたくないことだがね」 母国リーグで3度の得点王に輝いたストライカーは「ニューカッスル戦のパフォーマンスレベルは信じられなかった。本当に心配するものだった。チェルシー戦でははるかに良くなったが、ボーンマス戦を見たら指摘せずにはいられない」と続けた。 「ユナイテッドとチェルシーには柔さがある。あえて彼らを最大限に批判するなら、降格するかもしれないが、ルートンでさえ、そのプレーや走り具合、互いのための仕事は新鮮な空気だった」 12月12日、ユナイテッドはチャンピオンズリーグのグループステージ最終節でバイエルンとホームで対戦する。決勝トーナメントに勝ち進むには、勝ったうえで、他会場の2チームが引き分けることを望まなければならない。 苦しい状況で批判を浴び続ける名門は、再び栄光を手にすることができるのか。 構成●サッカーダイジェストWeb編集部
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