海の事故防ぐ合同救助訓練 「救助に行った人が死ぬ恐れも」 海保・警察・消防が連携確認 福岡
テレビ西日本
8日、本格的な海のレジャーシーズンを前に、海上保安部などが海での事故を防ぐための救助訓練を行いました。
福岡県福津市で行われた海難救助訓練には、海上保安部、警察・消防などから約90人が参加しました。 訓練は「遊泳していた中学生3人が沖に流され、救助に向かった2人も行方不明になった」という想定で行われました。
参加者たちは、ドローンで上空から溺れた人を捜索し、救助ボートなどを使って救助する一連の流れを確認していました。 福岡海上保安部管内では去年、マリンレジャーに関わる事故で2人が死亡しています。 また、7日、福岡県古賀市の海では、酒を飲んで泳いでいた77歳の男性が溺れて亡くなりました。
◆福岡海上保安部 中嶋雅昭部長 「救助しに行った方が死ぬ恐れがある。そして、お酒を飲むと泳がない。この2点を気を付けていただきたい」 海上保安部は「水の事故に十分気を付けるよう」注意を呼びかけています。
テレビ西日本