沼津で地元出身絵本作家の遺作展 中学生時代の同級生らが企画
沼津市出身の絵本作家、駒形克己さんの遺作展が11月22日から、沼津市立図書館(沼津市三枚橋町)4階展示ホールで開催される。(沼津経済新聞) 駒形さんは1953(昭和28年)年沼津市生まれ。アメリカを拠点にグラフィックデザイナーとして活動した後、絵本作家として数々の作品を手がけた。「ごぶごぶ ごぼごぼ」や紙の絵本シリーズなどを制作。ニューヨークADC銀賞やパリPRIZE FOR CREATIVITYを受賞するなど、その作品は世界中で愛されている。 今年3月、食道がんで亡くなった駒形さん。今回の遺作展は、駒形さんの出身校である沼津市立大岡中学校の同級生有志が企画し、当日の運営も行う。 同級生の沓澤大三さんは「中学時代の彼からは世界的な芸術家になるとは想像できなかった。彼の作品と実績が故郷の沼津で知られ、次の世代につながっていってほしい」と期待を寄せる。 開催時間は22日=12時~19時、23日・24日=9時30分~17時。入館無料。11月24日まで。
みんなの経済新聞ネットワーク