【6日(月)の天気】全国的に雨雲広がる 東京は40日ぶりのまとまった雨 積雪地域はなだれに注意
6日(月)は全国的に天気が崩れ、広い範囲で雨が降る予想。乾燥が続いていた太平洋側にとっては潤いの雨となるだろう。東京は40日ぶりのまとまった雨となり、久しぶりに傘の出番となりそうだ。積雪の多い地域ではなだれに注意が必要。
全国的に本降りの雨
6日(月)は日本海側と太平洋側にある2つの低気圧が、発達しながら本州付近を東へ進むため、全国的に雨雲が広がる。午前中は西日本の広い範囲で本降りの雨となり、ザッと強まる所も。午後は東日本や北日本にまとまった雨雲がかかり、夜は関東南部で局地的に激しく降る所もある予想。 東京は11月27日に18ミリの降水を観測して以降、約40日間はまとまった雨が降っていない。空気がカラカラに乾燥している太平洋側にとっては、潤いの雨となりそうだ。久しぶりの雨となるため、傘を忘れないよう気を付けたい。
積雪地域も雨 なだれに注意
上空の寒気が抜けるため、北陸や北日本も、平地では雨の降る所が多い予想。積雪の多い地域では雪解けが進みやすくなるため、なだれや屋根からの落雪に注意が必要。また、雪道に雨が降るとシャーベット状になり、その後冷え込むと路面がツルツルのアイスバーンになることも。いつも以上に、車の運転などに注意が必要だ。
北日本は3月並み 関東は複雑な気温変化
北日本や北陸は気温が大幅に上昇し、最高気温は5(日)より5℃以上高くなる所が多い。仙台や秋田で10℃など、3月並みの気温となりそうだ。また、九州・四国・中国地方も高くなり、宮崎では17℃まで上がる予想。一方、名古屋は最高気温が5℃と、東海地方は昼間も厳しい寒さとなる見込み。万全の寒さ対策が必要だ。 東京の最高気温は10℃で、冷たい雨も降って日中は寒くなる予想。ただ、低気圧が南風を運ぶ影響で、関東の沿岸部は夜になると気温が上昇する所がある予想。沿岸部を中心に夜は15℃近くまで上がる可能性があるため、調節のしやすい服装で過ごすことをおすすめする。 (気象予報士・小林雅美)