波乱含みの相場で注目、6月中間配が高利回りの好調3銘柄
来週は日米の金融当局次第で波乱の展開となることも想定しておきたい(写真:ブルームバーグ)
6月7日の東京株式市場は、今晩に予定されているアメリカの5月雇用統計の発表を前にして様子見姿勢が強まり、方向感を欠く推移となった。日経平均株価は前日のナスダック総合指数の下落を受けて安く始まった。その後は一時、前日比でプラス圏に浮上する場面があったものの、買いが続かず、後場はマイナス圏で一進一退となった。終値は前日比19円安の3万8683円と小幅に反落した。 来週(6月10~14日)は日米の金融政策決定イベントをめぐって、さまざまな思惑をはらんだ波乱の展開が予想される。基本的には模様ながめの買い手控えが優勢となり、上値の重さが際立ちそうだ。来週の日経平均の想定レンジは3万8000~3万9000円とする。
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冨田 康夫