県医師会長 “う回献金” 否定 大石知事政治資金めぐり「集中審査」後援会元監査人なども出席《長崎》
NIB長崎国際テレビ
大石知事の後援会の政治資金に関する疑惑の真相究明に向けて県議会の総務委員会で集中審査が開かれました。 医療法人に寄付を呼び掛けた県医師会の会長が参考人として出席し、「う回献金」の疑惑について改めて否定しました。
大石知事の政治資金疑惑について、真相を究明しようと先月に続き開かれた 県議会総務委員会の集中審査。 大石知事を巡っては、おととしの知事選挙で医療法人など9つの団体から、自民党支部や県議の後援会を経由した286万円の「う回献金」の疑惑が指摘されています。
(長崎県医師会 森崎 正幸会長) 「我々はあくまでも 選対本部で使うお金ということで、選挙でしっかり戦うということで集めたお金。そこで使われるべきお金だったと理解している」 医療法人に寄付を呼び掛けた 県医師会の森崎 正幸会長が参考人として出席。 森崎会長はう回献金の意図を改めて否定し、お金の流れについても「把握していなかった」としました。 集中審査は29日と30日も行われ、知事の後援会の元監査人などが出席する予定です。