好調の要因は「イヤホン半分こ」 大阪桐蔭の山田・徳丸 センバツ
第95回記念選抜高校野球大会は第3日の20日、兵庫県西宮市の阪神甲子園球場で2回戦があり、大阪桐蔭は3―1で敦賀気比(福井)を降した。試合前に同じイヤホンの片方ずつを分け合って一緒に音楽を聴くのがルーティンという大阪桐蔭の山田太成選手(3年)と徳丸快晴選手(2年)はともに打点を記録した。2人の試合後の主なコメントは次の通り。 【V経験校同士の一戦…大阪桐蔭vs敦賀気比を写真で】 ◇「一緒に聴きたい」と言われ ◇大阪桐蔭・山田太成選手 (3安打の活躍。好調の要因は)バスの中で徳丸と一緒に音楽を聴いて、モチベーションを上げて試合に入っています。 (今日は何の曲を聞いたのか)今日は緊張していてあまり覚えていないです。平井大さんの曲です。選曲は自分。今日は勝手に徳丸が流していました。(昨年の)秋の大阪大会くらいからのルーティンです。 (イヤホンは片方ずつか)そうです。自分が窓側に座ります。 (ルーティンを始めたきっかけは)徳丸から「一緒に音楽聴きたい」と言われて、しょうがないかなあと思って一緒に聴きました。 (2人で打点を挙げた)そのルーティンが生きたという感じです。 ◇テンション上げて会場入り ◇大阪桐蔭・徳丸快晴選手 (移動のバスの中で山田太成選手と音楽を聴いてきた)きょうはGReeeeNとか、平井大さんとかいろいろ聞きました。同じイヤホンで聞いているんです。いろいろ聞きました。秋の大会では湘南乃風などを一緒に聞いて、テンションを上げて会場入りをしていました。 (先輩と仲が良い)寮でも一緒に練習したり、お風呂に入ったり、バスの席も横なので一緒に仲良くしています。 (ともに安打を放ち、打点を挙げた)一緒に出たのは大きい。練習でも結構イメージしてきた。山田さんは結構緊張するんで、そういう面でも一緒にまずこの試合でヒットを打てたというのは、今後につながってくると思うのでよかったです。