「インフロニア B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2024」決勝進出は千葉J U18と名古屋D U18に!【バスケ】
もう一つの準決勝は、奇しくも昨年とここで対戦した名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U18対琉球ゴールデンキングス U18に。昨年の試合では、琉球ゴールデンキングス U18が第4クォーター残り2分で77-68とリードを作ったものの、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U18がここから巻き返して残り2.9秒で決勝シュートを決めるという劇的な展開だった。 先にリードを作ったのは、昨年勝利した名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U18。#7今西優斗が前半だけで5本の3Pシュートを決める爆発を見せて54-40で折り返した。しかし、「200分間(決勝までの5試合)を戦い抜いて勝つ」(与那嶺翼HC)を合い言葉に臨んできた琉球ゴールデンキングス U18は第3クォーターを25-11とし、2点リードで最終クォーターを迎えた。互いに得点を取り合っていく見応えある展開となったが、思わぬ形でその均衡が破れる。このクォーターでも得点源となっていた名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U18の#2若野瑛太が74-71とするジャンパーを決めたあとに左膝を痛めてコートを退いてしまった。それでも「瑛太の分までしっかり全員でやりきろうと声を掛け合いました」と試合後に明かした#14川邉蒼侑らの得点で一気に、名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U18がリードを広げて91-73。見事4年連続4回目の決勝進出を決めた。 結果、決勝は千葉ジェッツ U18対名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U18というカードになった。両チームは今年2月に行われた「B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP 2024」の3位決定戦で対戦。その際は、千葉ジェッツ U18が87-98で勝利している。その悔しさを知る名古屋ダイヤモンドドルフィンズ U18の#14川邉は「リベンジを果たしたい。対戦が楽しみです」と意気込んでいる。一方、千葉ジェッツ U18の#2崎元も「もう一度名古屋と対戦して勝ちたいです」と語っている。チャンピオンの座にどちらが座るのか? 注目の決勝は12月2日(月)、13時(予定)から行われる。 【大会3日目/12月1日(日)試合結果】 準々決勝1/千葉J U18 97-67 A東京 U18 準々決勝2/北海道 U18 84-57 滋賀 U18 準々決勝3/名古屋D U18 98-58 越谷 U18 準々決勝4/琉球 U18 80-58 SR渋谷 U18 準決勝/千葉J U18 99-93 北海道 U18 準決勝/名古屋D U18 91-83 琉球 U18 【大会最終日/12月2日(月)試合予定】 11:00~ 3位決定戦/北海道 U18×琉球 U18 13:00~ 決勝/千葉J U18×名古屋D U18 【大会概要】 「インフロニア B.LEAGUE U18 CHAMPIONSHIP 2024」 主催:公益財団法人日本バスケットボール協会、公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ 主管:公益社団法人ジャパン・プロフェッショナル・バスケットボールリーグ 特別協賛:インフロニア・ホールディングス株式会社 協賛:株式会社モルテン、大塚製薬株式会社 日程:2024年11月29日(金)~12月2日(月) 会場:高崎アリーナ(所在地:群馬県高崎市下和田町4-1-18) 出場資格:B.LEAGUE U18 チーム規程を充足しているチーム 大会形式:トーナメント戦によるノックアウト方式 表彰:チーム表彰/優勝・2位・3位、個人表彰/MVP・BEST5・MIP ※優勝、準優勝チームには「インフロニア B.LEAGUE U18 INTERNATIONAL CUP 2025」 の出場権を付与 大会オフィシャルサイト:https://www.bleague.jp/u18-championship/2024/