神戸は敵地タイでACLEスコアレス発進…25歳誕生日佐々木大樹が決定機もライン上で相手DFがクリア
[9.17 ACLE第1節 ブリーラム 0-0 神戸 ブリーラム] AFCチャンピオンズリーグエリートの初戦で、ヴィッセル神戸は敵地でブリーラム・ユナイテッド(タイ)と対戦して0-0で引き分けた。神戸の第2節は10月2日で、ホームで山東泰山(中国)と対戦する。 ACLは今季より大幅に大会方式が変更。最上位のACLエリートは、リーグステージで8試合を行い、12チーム中上位8位に入れば決勝トーナメント(ラウンド16)に進出する。なお、同一の協会に所属しているクラブはリーグステージでは対戦しない既定のため、Jクラブ同士の対戦はない。 【写真】ジダンとフィーゴに“削られる”日本人に再脚光「すげえ構図」「2人がかりで止めようとしてる」 敵地タイで初戦を迎えることになった神戸。FW大迫勇也がベンチ外、DFマテウス・トゥーレルもベンチスタートとなり、MF鍬先祐弥やMF山内翔といったリーグであまり出場機会のない選手が先発した。 神戸はいきなりピンチを迎えた。前半7分、エリア内でDF酒井高徳がクリアに行った際に、足が以前神戸などでプレーした実績を持つMFティーラトンの足に入ってしまう。プレーは流れたがVARが介入。ただ主審はオン・フィールド・レビュー後にノーファウルと判断。神戸は肝を冷やす形になった。 攻撃面でも形は作る神戸だが、ブリーラムの堅守に苦戦する。前半25分にDF初瀬亮が蹴った左CKをMF井手口陽介が右足ダイレクトボレーで合わせるが、GKニール・エザリッジのビッグセーブに阻まれてしまった。 リズムを変えたい神戸は後半から山内に代えてFW武藤嘉紀を投入する。しかし後半25分に武藤が突破して放ったシュートがGKに防がれると、きょう17日が25歳の誕生日のMF佐々木大樹が詰めるが、カバーに入ったDFに頭でかき出されて、得点を決めることはできななった。 ブリーラムは後半37分からティーラトンに代えて、桐光学園出身で川崎FやG大阪などでキャリアを重ね、今年1月に水戸からブリーラムに加入していたDFタビナス・ジェファーソンを投入する。 ただ試合は互いにスコアを動かすことができず、0-0で終了した。