ロイヤルエンフィールド「ブリット350」解説|90年に渡る伝統を継承する意欲作
伝統を大切にしつつ新たな洗練さを注入
初代モデルから90年以上、英国伝統のOHV単気筒というルーツを忠実に守り続けているロイヤルエンフィールド。その代表モデルである「ブリット350」が新型になって登場した。 【写真はこちら】「ブリット350」の全体・各部 新型ブリット350は、革新的なカウンターバランサーならではの心地よい振動と粘り強い低速トルクが楽しめる349ccの空冷4ストローク単気筒エンジンを搭載。最高出力はメテオやクラシックなど、同社の350ccモデルと同様の20.2PSを発揮する。 歴史のあるモデルだが、伝統を重んじるだけでなく、時代に求められる新たな洗練さを実現したモデルとなっており、前後ABS付きのディスクブレーキを装備。メーターはデジタル・アナログ混合型で、USB電源ソケットも備える。ホイール径はフロント19・リア18インチを採用している。 グレードは「プレミアム」と「スタンダード」の2種で、「プレミアム」は税込70万1800円。「スタンダード」は税込69万4100円。プレミアムには3Dバッジやカッパーのピンストライプがあしらわれている。個性とも言えるピンストライプはもちろん職人によるフリーハンド。これも伝統だ。
オートバイ編集部