「平凡なサラリーマンだけど能力を活かして人生逆転!」...誰もが実現可能な「ヤバすぎる」成り上がりの裏ワザ
老後2000万円問題が叫ばれて久しい。しかし、生活水準を落としたくないのであれば「2000万円でも足りない」。政府の経済的支援を当てにすることもできない。現代日本ではサラリーマンであっても資産を形成することが求められている。そんな人は会社を買おう。もしあなたが一般的なサラリーマンならば、既に会社を経営するノウハウを自然と身に着けているのだ。 【漫画】「しすぎたらバカになるぞ」…性的虐待を受けた女性の「すべてが壊れた日」 本連載では、平凡なサラリーマンが会社を購入し成功した例を紹介しながら、具体的に「どうやって資本家として成功するのか」を『いますぐサラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』(三戸政和著)から一部抜粋して紹介する。 『いますぐサラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』連載第39回 『【副業で1億円】…平凡なサラリーマンが半年で資本家に⁉ 誰も知らない成功者の「ロードマップ」』より続く
水産加工会社を3000万円で買ったTさん(40代)
大手証券会社に勤めていた私は、40代も後半に差し掛かった頃、『サラリーマンは300万円で小さな会社を買いなさい』を読んで衝撃を受けて、サロンのメンバーになりました。 個人M&Aに本格的に興味を持ち、会社探しを始めた私は、父親の伝手で、関西で海苔の製造などをしている水産加工会社が後継者を探していることを知り、2019年2月に交渉をスタートさせました。 創業70年ほどで、従業員は20名弱。総資産は1億数千万円、売り上げは1億数千万円、営業利益は2000万円ほどで、業績は堅調な会社でした。 当初想定していたよりも規模が大きい会社だと思いましたが、この規模の会社が本当に買収できるなら、これは大きなチャンスかもしれないと感じました。夫婦で経営し、夫が会長で妻が社長。子どもはいますが後は継ぎませんでした。経営者夫婦がいずれも高齢となり、体調面でも不安が出てきたため、後継者を探していたそうです。 ファーストコンタクトは、まずは感触を確かめるために、自分が会社を継ぐことに興味を持っているとは言わずに、会社や事業承継の状況について話を聞きたいとお願いし、面談をしました。 会社の歴史や特徴などを聞いて、オーナー夫婦の話からは会社に対する強い愛情を感じ、いい会社だなという印象を持ちました。1500坪ほどある工場には、塵ひとつ落ちておらず、感動しました。 それからは決算書などをもらって目を通しました。キャッシュフローは黒字で回っていて、過去最高の売り上げ。こんなにいい会社が本当に買えるのだろうかと不思議に思うほどでした。