【MLB】 今永8奪三振の好投で11勝目 課題の2巡目以降で被安打わずか2 鈴木は2ヶ月ぶり3三振
【カブス7-6ナショナルズ】@ナショナルズ・パーク
日本時間8月31日、カブスは2回に7得点のビッグイニングを作り、先発・今永昇太も好投してナショナルズを下した。2回、カブスはコディ・ベリンジャーの2ラン本塁打などで2点ビハインドをひっくり返す7得点。先発の今永は6回3失点8奪三振の好投を見せ、11勝目をマークした。ナショナルズは先発のジェイク・アービンが7失点を喫して11敗目(9勝)を喫している。カブスの鈴木誠也は5打数無安打に終わった。 【動画】カブス・今永の8三振 初回、ナショナルズは5番の新人ホセ・テナのタイムリー二塁打で2点を先制。しかし、カブス打線は2回、7番ダンズビー・スワンソンのタイムリーを皮切りに、8番ピート・クロウ=アームストロングと2番マイケル・ブッシュのタイムリー二塁打、そしてフィルダースチョイスの間に5点を返す。さらに4番コディ・ベリンジャーも二死から14号2ランを放ち、この回7点を入れて突き放した。カブスは先発の今永以下、4投手の継投でナショナルズの反撃をしのぎ、7対6で勝利。貯金は3に伸び、試合後でワイルドカードへのゲーム差は4.5に縮まった。 先発の今永は初回に2点を失い、3回にも有望株ディラン・クルーズに2号ソロを献上したが、その後は安定した投球。4回に奪った三者連続を含む8奪三振をマークした。今日の今永の4シームの平均球速は今季2番目に遅い約146.1キロだった。しかし、今永はシンカーを今季最多タイの7球織り交ぜ、内3球で空振りを奪うなど効果的に使用。課題の2巡目以降で被安打2と、適応の成果が垣間見える登板だった。今永の防御率は3.14、奪三振数は148(146.1回)となっている。 カブスの鈴木誠也は「3番・DH」でスタメン出場し、5打数無安打3三振に終わった。好調の鈴木が無安打に終わるのは4試合ぶり、さらに3三振に至っては6月29日以来のことだった。鈴木の年間成績は打率.275、OPS.835となっている。