【フィギュア】全日本初V鍵山優真「そろそろ金メダルを取りたい」世界選手権初制覇へ意欲
フィギュアスケート男子で全日本選手権を初制覇した鍵山優真(21=オリエンタルバイオ/中京大)が、来年3月の世界選手権(米ボストン)で金メダル獲得を目標に掲げた。 【写真】坂本花織と話す鍵山優真 父正和コーチとの親子父子Vの悲願を達成した全日本閉幕から一夜明けた23日、代表発表会見に出席。優勝で既に切符をつかんでいたが、「『代表』の文字を見ると気が引き締まった」と思いを明かした。4度目の大舞台だが、これまで3度は全て2位。米国のマリニンら強敵はそろうが「そろそろ金メダルを取りたい。(26年ミラノ・コルティナダンペッツォ)オリンピックの枠取りもかかっているので、まずはやるべきことに集中したい」と、頂点へ決意を新たにした。 21日のフリーでは終盤に乱れはあったものの、国際スケート連盟(ISU)非公認大会ながら今季の自己ベストを大幅に更新する205・68点を記録。「レベルが少しずつ上がっている」と手応えを示し「自己ベストも手の届く範囲内。ステップ、表現力が評価されていると思ったので、自分にしかできない、感情をのせる演技、感情の使い分けをアピールしていきたい」と活躍を誓った。