真似した人から素敵になれる、くせを生かすカーリーヘアメソッド。
2017年、34歳のYukariさん。この頃はストレートしか似合わないと思っていた。18歳から半年に1度縮毛矯正を続け、髪質改善なども熱心に行っていた。
2.たっぷり濡らす。 くせ毛は乾燥しやすいため、頭皮まで完全に水で濡らす。濡れた髪は繊細なので髪にやさしいタオルで水気を取る。
3.クリームをつける。 髪から水分が抜けないようクリームで水分をコーティング。髪に指を入れ、手ぐしで全体につける。
4.とかす。 目の粗いブラシを使い、まんべんなくクリームを髪になじませる。毛先だけでなく頭頂部のほうもしっかり。
5.カーリーな毛束を作る。 手のひらにふわっと髪をのせたら頭頂部まで持ち上げ、ぎゅっぎゅっぎゅっともみ込み、くせを出していく。
6.ジェルをつける。 毛束をキープするためジェルをつける。表面に塗ったら毛先から持ち上げ、ぎゅっぎゅっともみ込む。
7.乾かす。 毛束を崩さないよう、まずは自然乾燥。トップの髪をふわっと持ち上げ、ダブルピンで留めておくとボリュームアップに。
8 ある程度乾いたら、ドライヤーに髪のウェーブを崩さずに乾かすアタッチメントをつけ、毛束を持ち上げるように当てていく。
9.ほぐす。 カールキープのため髪が完全に乾くまでいじらない。乾いたら、オイルをつけた手で髪をほぐす。
髪のくせを引き出す 「くせ活」でくるくるのカーリーヘアに。
地毛がパーマをかけたようなカーリーヘアの多田博子さんは、Yukariさんの影響で、くせ毛を生かすスタイリングに興味を持った。 「中学生の頃から縮毛矯正をしていたので、自分の髪がどのくらいくせ毛か、わかっていませんでした。カットの仕方やスタイリングで本来のくせを出す『くせ活』を続けていたら、どんどんカールが出てきたんですよ」 直そうとしていた髪のくせを生かすようになったら、自分らしさも出せるようになり、自己肯定感が上がった。 「ファッションの幅が出ておしゃれが楽しくなってきたので、いろいろなヘアアレンジにも挑戦したいです」