クリス・ウッド大活躍の一方で…… N・フォレストで“0ゴール”と苦しむ2番手FWの今後は
2022-23シーズンは大活躍だったが
プレミアリーグ第19節を終了した段階で勝ち点37を稼ぎ、3位につけているノッティンガム・フォレスト。何よりもの強みは守備が安定していることだが、限られたチャンスを確実に沈めてくれる大型FWクリス・ウッドの存在が大きい。 ここまでウッドは11ゴール1アシストを記録していて、誰もが認めるノッティンガムのスーパーエースだ。それだけに、ウッドに何かトラブルが生じた時が怖い。今のところノッティンガムに代替策はないのだ。 前線の控えにはナイジェリア代表FWタイウォ・アウォニイがいるが、ここまでリーグ戦14試合に出場して0ゴール0アシスト。加入初年度の2022-23シーズンは10ゴールを記録するなど攻撃の中心だったのだが、そこから数字は下降している。 地元メディア『Nottingham Post』は今冬にもウッドの負担を軽減するFWを獲得した方がいいとの考えを示しており、クラブ側も新FW獲得に成功した場合アウォニイを手放す準備があると伝えている。 アウォニイが2年前の状態を取り戻してくれれば言うことなしなのだが、今のところ得点量産の気配はない。出番も限られており、ここから調子を上げるのは簡単ではない。 2022年段階では目玉新戦力だったが、このままウッドにポジションを奪われて終わるのか。すっかり影が薄くなっており、現状は信頼できる2番手FWになっていない。
構成/ザ・ワールド編集部
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