【実話】不妊治療を経て40歳で待望の娘が誕生!イクメンのパパ目線で描かれたリアルな育児漫画が話題【原作者インタビュー】
SNSで子育てのエッセイ漫画を公開しているちゅーぴふるライフ(@chupeful___life)さん。原作は大浦力さん、画作はSachikoさんが担当し、SNSの公開や更新などを妻が対応している。幼い愛娘が登場し、何気ない日常がリアル&コミカルに描かれている。今回は、原作者の大浦力さんに本作を描いた理由や子育ての裏話などについてインタビューした。 【漫画】本編を読む ――本作を描こうと思った理由について、お聞かせください。 不妊治療を経て、40歳直前に待望の第一子が誕生しました。とにかくかわいくてかわいくて(笑)、人生でたった一度きりの娘の成長を何かに残したくて始めました。 ――本作はパパ目線で育児についてリアルに描かれていますが、どれも実話なのでしょうか? 娘との思い出の記録なので、すべて実話です。 ――本作以外で育児に関する余談があれば、お聞かせください。 育児は当事者である両親以外の存在で、子どもの成長が促進されるんだなと自覚することが増えています。僕自身の職業柄、娘が仕事関係の人たちに会うことが多いのですが、誰か(親以外)に会った翌日は、教えていない言葉を話し始めることが多々あり、いつも驚きます。身勝手かもしれませんが、親だけでなく多くの人々に支えられて子どもは育っていくんだなと日々感じています。 ――最後に、子育て中の読者にメッセージをお願いします。 「子育ては大変」というのが、子どもが生まれたあとに感じるリアルな感想だと思いますが、向こう100年を生きる人間の記憶や思い出に参加できることで、大変という思いが僕にはやや薄めです。睡眠時間はないし、お金もかかるし、スーパーでは走りまわるし(笑)、大変なんですけどね。でも、子どもからしたらいきなり生まれて、何もかもわからないわけですから、子育てはきっと親も子どもも大変だと思うんです。僕は子どもが生まれて、すぐに親になれるとは思っていません。これから一緒に成長するんだと。 何より親になる前は僕の場合40年も子どもをやってきたので、もはや子どものプロだと思ってます(笑)。だから、子どもの気持ちをまず「理解しなきゃなー」と思って子育てをしています。そんなスタンスで、ただかわくて仕方ない娘との日々を綴った作品ですので、どうか温かい目で見守っていただければと思います。 本作は夫婦の子育て体験をもとにリアルに描かれ、子育ての経験がある人なら共感してしまうことが多いだろう。子育てについて興味のある方は、この機会にぜひ読んでほしい! 取材協力:大浦力(@chupeful___life)