「将棋は人生そのもの」女流棋士・島井咲緒里さん プロデビューから28年の今の思い
対局は島井さんが重要な駒を1つ外す「飛車落ち」で行われ、中島さんが勝ちました。 (土佐塾高校2年 中島奈津さん) 「まず、楽しかったのと、勉強になりました。アドバイスも的確でありがとうございました」 「知らないことばかりで、本を読んでいても全部分かるわけじゃない。形をなんとなく覚えるだけで理解するには強い方に教えてもらわないとだめなので、こうやって女流棋士の先生に教えていただけると力になります」 (島井咲緒里さん) 「応援してますので頑張ってください」 島井さんが所属する日本女子プロ将棋協会は、女流棋士を育てようと小中学生の女子を対象とした名人戦を開催しています。 全国8つのブロックで予選が行われ、勝ち抜いた人は東京で行われる全国大会へ。そこで小中学生の女子将棋ナンバーワンが決まります。2023年、高知で行われた予選には4つの部門に小中学生13人が参加し、真剣勝負を繰り広げました。 (島井咲緒里さん) 「私が子供の頃は東京まで行かないと、地区予選という形のものは女子はなかったので、地区予選があって代表として地元の期待を背負って全国大会っていう形、いまはそういう小学生中学生の女の子の励みになる大会を目指してるんですけども」 2024年の高知での予選「四国ヒワサキ大会」は6月30日、土佐中学・高校の筆山ホールで行われます。 (島井咲緒里さん) 「将棋がまだわからない、全く知らなくても大丈夫なので、無料の入門教室もやります。ぜひちょっとやってみたいなぐらいの、近いから行ってみようかなぐらいで全然いいので。かわいいピンクでハート型の将棋だとか、動物将棋とかいろいろ用意しているので、本将棋のルールも教えますし、いろんな将棋で遊んでみようっていう感じで、女の子でワイワイ楽しくやれたらなと思っているので、ぜひお気軽に遊びに来てください」
テレビ高知
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