米メディアが佐々木朗希のロッテの来季契約条件提示拒否報道を受けて早くも移籍先予想がヒートアップ…ドジャース、ヤンキース、メッツ、オリオールズなどの球団名が乱れ飛ぶ
米スポーツサイト「ヘビードットコム」も佐々木とヤンキースを結びつけ「ヤンキースはソトと再契約するためにできるだけ多くの資金を節約する必要がある。ゲリット・コールを犠牲にすれば残念な結果となるだろうが、佐々木は現実的にサイ・ヤング賞投手の代わりとなる可能性のある世界でも数少ない投手の一人。彼の持ち味は最高で、もし彼がポスティングを申請するなら、ヤンキースは彼を獲得するためにできる限りのことをするのが賢明だろう」と報じた。 だが、一方のロッテにとっては、25歳までにポスティングを認めれば、ポスティングフィーも低く抑えられ、ここまで佐々木に投資した資金を回収することができなくなる。現段階で確かな情報はなく、佐々木がメジャー移籍を求めるのか、球団がポスティングを認めるのか、すべてが不透明だ。 今季の佐々木は「右上肢のコンディション不良」で6月13日から8月1日の西武戦で復帰するまで長期に戦列を離れたが、その西武戦で5回1失点の好投を見せて勝利投手となると、そこからはローテーを守り、8試合に先発し10月1日の楽天との最終戦では9回108球で1失点完投。日ハムとのクライマックスシリーズのファーストステージでも第1戦に先発して8回112球を投げて5安打9奪三振で無失点。チームの先勝に貢献している。レギュラーシーズンの最終成績は、18試合、111回で、防御率2.35、キャリアで初となる2桁勝利をマークしての10勝5敗だった。規定投球回数には届かなかったが、奪三振率は、リーグトップの西武、今井達也の9.71を超える10.46だった。 佐々木の去就が日米をまたいで今オフの最大の焦点になるだろう。