「なぜ許されない?」大谷翔平の”処分なし”にも不満…?バウアーがMLBを疑問視「私のケースはどうなんだ…」
ロサンゼルス・ドジャースに所属する大谷翔平選手の通訳を務めていた水原一平被告が4日(日本時間5日)、カリフォルニア州サンタアナの裁判所に出廷し、銀行詐欺と虚偽の税務書類を提出したことに関して有罪を認めた。そして、改めて大谷は詐欺の被害者であることが強調されている。ただ、メキシコシティ・レッドデビルズに所属するトレバー・バウアー投手は、自身がされた対応と違うことにSNSを通じて疑問を呈した。 【写真】日本人メジャーリーガーの歴代最高年俸ランキング バウアーはドジャースに在籍していた2021年、ある女性がバウアーに強姦されたと訴えたことで調査対象となった。その後、証拠不十分として不起訴になったにもかかわらず、324試合の出場停止処分を科された。バウアー側からの異議申立てによって194試合に軽減されるが、ドジャースは2023年1月にバウアーを解雇している。 米メディア『フォックススポーツ』のアナリストを務めるベン・バーランダー氏が自身のSNSに「水原は本日、銀行詐欺と税金詐欺の罪を正式に認めた。彼は最高で懲役33年に直面する。これにより、詐欺の被害者とされる大谷に関する捜査は正式に終結した。公表された連邦捜査の綿密さ、MLBが収集した情報、刑事手続きが争われることなく解決されたことを踏まえ、MLBは大谷を詐欺の被害者とみなし、本件は終結した」と投稿したところ、バウアーが「私のケースはどうなんだ。私は何も起訴されておらず、詐欺の被害者でもあるよ?なぜプレーに戻ることが許されないのか?」と、対応の違いに疑問を投げかけている。
ベースボールチャンネル編集部