ロッテ・唐川 本拠地7年ぶり先発星 6回1失点「感謝の思いでいっぱい」 指揮官称賛「期待通り」
「ロッテ3-1オリックス」(10日、ZOZOマリンスタジアム) 9連戦初戦をベテランの快投で白星発進だ。ロッテ・唐川侑己投手(35)が6回4安打1失点で今季2勝目。2017年8月29日・オリックス戦以来7年ぶりに本拠地での先発勝利を挙げ「先発としてまた上がれると思っていなかった。いろんな人の後押しでこういう舞台に立てて、感謝の思いでいっぱいです」と感無量だった。 三回まで完全投球。1-0の五回には1死から同点ソロを浴び、その後も安打を許したが最少失点に抑えた。「よーいどんで、しっかり自分の球を投げられるのは中継ぎの経験が生きている」とうなずいた。 この日は、打者2回り目までの登板予定だったが、それを上回る22人の打者と対戦。吉井監督は「期待通りのピッチングをしてくれた」と目を細めた。今後は登板間隔が空く見込みだが、与えられた場所で右腕が最高の投球を披露する。