SAGA久光スプリングス3大会ぶりVならず 0―2から逆転負け 2大会連続の準優勝 ヴィクトリーナ姫路は初優勝【バレーボール全日本選手権女子】
◆バレーボール天皇杯・皇后杯全日本選手権女子決勝 SAGA久光スプリングス2―3ヴィクトリーナ姫路(21日、Asueアリーナ大阪) 前回準優勝のSAGA久光がSVリーグ勢による決勝に敗れ、2021年度大会以来、3大会ぶり9度目の優勝を逃した。ヴィクトリーナ姫路は初優勝。 ■引退表明の古賀紗理那が同僚たちと〝思い出〟ショット【写真】 SAGA久光は第1セットで、終盤に深澤めぐみ(21)のスパイク、北窓絢音(20)のバックアタック、荒木彩花(23)のブロックが効果的に決まり、25―19で先取。第2セットは中盤に深澤の強打などで7連続ポイントを奪うなど流れをつかみ、姫路の反撃をしのいで25―23で連取した。第3セットは相手の堅守と高さに苦しみ、15―25。第4セットはサーブ失敗も響いて20―25と落とした。そして最終第5セットではステファニー・サムディ(26)の強打などで粘りを見せたが、13―15で落とした。 SAGA久光は初戦の2回戦でKUROBEアクアフェアリーズにストレート勝ちし、埼玉上尾メディックスとの準々決勝はフルセットの末に逆転勝ち。準決勝では今季リーグ戦で2戦2敗だった大阪マーヴェラスを破ったが、やはりリーグ戦で2戦2敗の姫路に逆転負けした。 SAGA久光は中断中のリーグ戦では10勝8敗の7位(14チーム中)。12月28、29両日に富山県の魚津テクノスポーツドームでKUROBEとのリーグ戦に臨む。 【#OTTOバレー情報】
西日本新聞社