他球団も垂涎!? セ・リーグの現役ドラフト注目野手(5)ヤクルト編
日本野球機構(NPB)は12月8日、2023年度の現役ドラフトを開催する。同制度は各球団が2人以上の対象選手を選出し、必ず1人以上指名する仕組み。移籍の活性化により、出場機会に恵まれない選手の新天地での活躍が期待される。今回は、現役ドラフトで特に注目したい選手を各チームから紹介する。(セントラル・リーグ野手編)
ヤクルト:太田賢吾
・投打:右投左打 ・身長/体重:186cm/85kg ・生年月日:1997年1月19日 ・経歴:川越工 ・ドラフト:2014年ドラフト8位 ファームでは好成績を残しながらも、一軍では出場機会に恵まれない太田賢吾。移籍によって活躍の場が増える可能性のある選手だ。 2014年ドラフト8位で北海道日本ハムファイターズに入団。2017年に一軍デビューを果たしたが、一軍定着には至らず。翌2018年オフに東京ヤクルトスワローズにトレード移籍となった。 移籍初年度の2019年は三塁のレギュラー格となり、自己最多の90試合に出場。打率.251、3本塁打、27打点とまずまずの数字を残した。 しかし、同年は13失策を記録するなど、守備面で課題が露呈。さらに翌2020年はわずか4試合のみと出場機会が激減した。 その後は外野が主戦場となり、2022年は打率.271と優秀な数字をマークしたが、37試合の出場にとどまった。 今季は二軍暮らしが続き、不本意なシーズンに。一方ファームでは51試合の出場で打率.323、6本塁打の好成績を残した。現役ドラフトの対象となれば、面白い存在となるだろう。
ベースボールチャンネル編集部