パナソニックが9万円台のレンズ交換カメラ「LUMIX G99Ⅱ」と6万円台の30倍ズーム・コンパクトカメラ「LUMIX TZ99」を発表
マイクロフォーサーズ・レンズ交換式カメラの新機種「LUMIX G99Ⅱ」と、レンズ一体型のコンパクトカメラ「LUMIX TZ99」を発表しました。 【もっと写真を見る】
パナソニックは12月17日に、LUMIXシリーズのマイクロフォーサーズ・レンズ交換式カメラの新機種「LUMIX G99Ⅱ」と、レンズ一体型のコンパクトカメラ「LUMIX TZ99」を発表した。 G99は2019年発売のマイクロフォーサーズ・ミラーレスカメラで、静止画ハイエンドモデル「G9 Pro」の弟分としてハイアマチュア層向けのスタンダードモデルだった。 発表となった「G99Ⅱ」(DC-G99M2)は、2022年に発売となったDC-G99Dのマイナーチェンジモデルで、撮影性能は同じだが、搭載する接続端子がマイクロBからType-Cとなり、3型の背面液晶が104万画素から184万画素に解像度が上がっている。 価格はオープンで、予想価格は「DC-G99M2」(ボディ)が9万9000円前後、「DC-G99M2H」(レンズキット14-140mmF3.5-5.6Ⅱ)が13万8600円前後で2月20日発売予定だ。 G99Ⅱの撮像素子は2000万画素のローパスフィルターレスで、ISO感度は200~25600。手ブレ補正はDual I.S.2を搭載し、5軸5段を実現している。AFはコントラスト検出の49点で速度は0.07秒、連写はAFSで毎秒9コマ、AFCで毎秒6コマである。 撮影機能として「ライブビューコンポジット」を搭載しており、星の軌跡や列車の光跡をきれいに撮影することができる。ホワイトバランス、ISO、露出補正をすぐに切り換えて設定できる「3連ボタン」を配置しており、軽快な操作が行える。 「LUMIX TZ99」(DC-TZ99)は、G99と同じく、2022年に発売となった「TZ95D」のマイナーバージョンアップモデルで、こちらも搭載する接続端子がマイクロBからType-Cとなった。 光学30倍ズームレンズを搭載したコンパクトカメラで、1/2.3型の2030万画素MOSセンサーにライカのVARIO-ELMAR 24-720mm F3.3-6.4レンズを搭載。EVFは233万ドット、倍率0.53倍を搭載する。 4Kフォトでは軌跡合成やオートマーキングが可能で、広角セルフィーや人物モードでの美肌・スリムが可能.高倍率カメラでは便利なズームバック機能も積む。 ボディーカラーはブラックとホワイトの2直で、予想価格は6万4400円前後で、2月20日発売予定。 文● みやのプロ(@E_Minazou) 編集● ASCII