巨人は選手と一緒にコーチ陣の再編も?【川口和久のスクリューボール】
タイブレークの鬼?
二軍から選手と一緒にコーチも昇格?[写真は巨人・小笠原打撃コーチ]
故郷の鳥取で、高校野球地方大会の解説をしたという話は前に書いた。今までも見てなかったわけじゃないけど、今年は鳥取だけじゃなく、ほかの地方大会もじっくり見ている。 一番注目していたのは京都国際高の左腕・森下瑠大だ。2年生のときに見て、その才能に惚れた。ヒジの故障明けでもあり、本調子ではなかったが、短いイニングながら、しっかり指に掛かった球を投げていた。無理はしないでほしいが、甲子園での活躍を楽しみにしている。 わが鳥取は鳥取商高と倉吉総合産高の決勝になり、延長14回、タイブレークの末、2対1で鳥取商高が勝利した。負けはしたが、163球で最後まで投げ抜いた倉吉総合産高の伊藤愛希も、左腕びいきの俺としては魅かれる逸材だった。 1つ思ったのはタイブレークの戦い方だ。ノーアウト一、二塁から始まるわけだが、まずは送りバントで二、三塁はお約束として、次はスクイズか強攻か、あるいは守備側が申告敬遠で満塁策かもある。 ただ、ほかの大会でも見たが、どうもぎこちない。おそらく・・・
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週刊ベースボール