習指導部、中朝関係強化へ 北京で高官会談、国交75年
【北京共同】中国最高指導部メンバーで共産党序列4位の王滬寧・人民政治協商会議主席は21日、北朝鮮の金成男・朝鮮労働党国際部長と北京で会談し、中朝関係強化に向けた習近平指導部の意欲を表明した。金氏は中朝国交樹立75周年に当たる今年に中朝は「歴史の新たな章を開く」と応じた。中国国営中央テレビが伝えた。 中朝間の往来はコロナ流行の収束に伴い回復。米国に対抗して軍事力を増強する中国とミサイル発射を繰り返す北朝鮮の関係緊密化に日米韓で警戒感が強まりそうだ。 王氏は習国家主席と金正恩朝鮮労働党総書記の指導の下で「中朝の伝統的友好関係は強固で絶えず発展している」と強調。