ドーピング疑惑の平本蓮がホテルで会見も70分マイクがハウリングするトラブル発生!そもそも違法性がある薬物ではないと弁護士が明言
2日、ザ ロイヤルパークホテル アイコニック東京汐留で平本蓮が弁護士2人とともに記者会見を開催した。 7・28『超RIZIN.3』さいたまスーパーアリーナ大会のメインイベントで平本蓮vs朝倉未来の試合が行われ、1R2分18秒で平本が左フックからのパウンドラッシュで未来をKO。この結果により未来は格闘家を引退したが、試合から2週間ほどたつとSNS上で平本の真偽不明のドーピング疑惑が浮上する事態に。 様々な格闘系インフルエンサーが便乗して炎上し、その中でDEEPやパンクラスなどに参戦していたTRISTAR GYM日本館代表の赤沢幸典が「海外に10年いてまわりの格闘家は当たり前のようにサプリメント感覚でドーピングをしていた。みんながやっているので罪の意識が薄れてしまい、僕もドーピングをしてしまいました」「僕自身は平本のドーピングに加担した」「音声証拠を撮り、平本と僕の共通の知人や記者に渡すことにしました」と突然の自白と暴露。 ドーピングのやり方を平本に指南したという音声データと、『SARMs』『ノルバデックス』といった薬物を平本が赤沢から購入した振込履歴をSNSに投稿し、平本のみならず赤沢に関わっていたTRISTAR GYM所属選手や練習を一緒にしていた選手たち全てにドーピングの疑いが及ぶような格闘技界を揺るがす事件となっている。
この日行われた会見には、平本蓮とのぞみ総合法律事務所弁護士の吉野弦太さん、成豪哲さんが出席。ホテルの宴会場ということで豪華な部屋だが、マイクがハウリングし続けキンキンと耳に痛い音が鳴り響くまま70分喋り続ける事に。ハウリングをおさえるために平本のマイクの音量がしぼられ、その結果ハウリングの音に平本の声がかき消される場面も多く見られた。 冒頭から平本は「自分は一切ドーピングやってもいませんし、自分からお願いしたような事実はありません」とドーピングを完全否定し、赤沢から購入した薬物はジム関係者から「風邪薬でもドーピング違反になることがあるから使わないほうがいい」と指摘され未使用のまま保管されているという。 平本は赤沢に関して「練習を見てくれて2回セコンドにも付いてくれた。今でも信じられない。何か特別な事情があるのではないか?怒りもない。なんでそんなことする必要があるのか…」「僕は赤沢さんが書いたんじゃないんじゃないかなって正直思う気持ちがある。今も信じたい。あの文で朝倉未来さんに申し訳ないって書いてるんですけど、今までの対戦相手に申し訳ない気持ちって書いてなかったんで、朝倉未来に寄り添いすぎてる文章なんじゃないかという気持ちが正直あります」と、まだ赤沢を信じている言葉を何度も繰り返す。 今までのトラッシュトークに関して聞かれた平本は「反省してます。今回の騒動であまりにも自分が嫌われてるんだなとわかった。もう相手にしないです」と意気消沈。ケチがついたこの試合に関して、未来との再戦が希望されればいつでも何回でもやると平本は即答した。 なお本会見でも弁護士から明言されているが、『SARMs』や『ノルバデックス』は違法薬物ではないので大麻のように持っていたからといって罰せられるものではなく、使用したからといって逮捕されるようなものではない。 吉野弁護士は検察庁の刑事部や捜査部を経て弁護士になっており、本案件の投稿や時系列に対して懐疑的な立場ではあるとのことだが、ここまで大げさに大事になった件に関して弁護士としてはどこまで捜査し訴訟をおこすのかは平本の気持ち次第であり、現時点では様々な誹謗中傷に対する開示請求を含めどのような対応をしていくのかは決まっていないとのことだ。