三浦翔平、『光る君へ』出演を終えて 呪詛する伊周役は「命のエネルギーを使い切りました」
毎週日曜日に放送されているNHK大河ドラマ『光る君へ』に出演した三浦翔平よりコメントが寄せられた。 【写真】特殊メイクのような伊周(三浦翔平)の鬼の形相 本作は、平安中期に、のちに世界最古の長編小説といわれる『源氏物語』を生み出した、紫式部/まひろを主人公としたドラマ。武家台頭の時代を目前に、華やかにひらいた平安文化の花。きらびやかな平安貴族の世界と、懸命に生きて書いて愛した女性の一生に挑戦する。紫式部役で吉高由里子が主演を務め、藤原道長を柄本佑が演じる。脚本は、『セカンドバージン』(NHK総合)、『恋する母たち』(TBS系)などの大石静が手がけている。 三浦が演じたのは、道隆(井浦新)の嫡男・伊周。才色兼備の自信家の青年として登場し、若くして、父の引き立てによりスピード出世を果たしていた。道隆亡きあとは、妹・定子(高畑充希)への一条天皇(塩野瑛久)の寵愛を頼りに、道長(柄本佑)と火花を散らすライバルとなるも、栄光から転落していく路を歩むことに。 三浦が演じる伊周による呪詛シーンの激しさは第38話放送後も大きな話題に。激しすぎる呪詛シーンのあった伊周役について、「想像よりも非常にしんどかったです。体力、気力、神経全て、命のエネルギーを使い切りました」と振り返りつつも、「全力で演じる事ができたので、役者として楽しかったです」とコメントを寄せた。 ●三浦翔平(藤原伊周役)コメント ・藤原伊周を演じきって 煌びやかな若かりし頃からの落差、特に没落してからの芝居は、想像よりも非常にしんどかったです。体力、気力、神経全て、命のエネルギーを使い切りました。家族が一人、また一人いなくなっていくごとに伊周に辛い影を落とすことになっていき、呪詛することが唯一の拠り所になってしまった常軌を逸した伊周を、全力で演じる事ができたので、役者として楽しかったです。 ・撮影時のエピソード・思い出について 伊周様はひと足先にお隠れになりましたが、まだまだ『光る君へ』の世界は続いていきますので、是非最後までお楽しみください。
リアルサウンド編集部