NYの国連本部での「国連を支える世界こども未来会議」プロジェクトイベントでMIYAVIが「僕は音楽を演奏し続け、世界中の人々を結び続けます」とメッセージ
そして実際に、メタバースルームが公開され、ニューヨークの会場にいるこどもと日本にいるこどもがメタバース上でのコミュニケーションを体験。体験したこどもは「すごい。遠く離れた日本とコミュニケーションを取ることができました」と驚いた様子で感想を語った。さらにメタバース上で、会場にいるこどもが日本にいるこどもに向けて、ウェルビーイングの実現において重要だと思うことをウェルビーイングカードの中から選択し「僕は友達とビデオゲームをすることが好きだから、友情が大切です」「僕は平和が大切だと思います」などと議論を交わした。 続いて財団代表の一木広治氏と元外務副大臣で財団渉外担当理事の中山泰秀氏より、同イベントは来年5月に「Japan Parade NYC」と連携し開催すること、2025年8月6~7日には大阪・関西万博内で世界中のこどもたちが参加する会議を開催し、原爆が投下された8月6日には万博会場より参加するこどもたちの声を「ピースコミュニケーション宣言」として世界に発信することが発表された。
最後はUNHCR親善大使を務め、国連を支える世界こども未来会議のボードメンバーでもあるMIYAVIによるライブパフォーマンスが行われた。MIYAVIは演奏前に「皆さんご存知の通り、今世界ではさまざまなことが起こっています。だからこそこどもたちが集まり、話し合う場所や時間が本当に重要です。私たちは皆、自分たちに何ができるか考えてもすぐに世界における自分たちの無力さに打ちのめされます。ですが僕は音楽を演奏し続け、世界中の人々を結び続けます」とメッセージを贈り、4曲を披露。「国連を支える世界こども未来会議」のテーマソング「That‘s What I’m Gonna Be」では、MIYAVIとキーボード、パーカッションの演奏が始まると26人のこどもたちがステージに上がり、一人ずつ名前と「サッカー選手」「国連職員」「ダンサー」といった将来の夢を発表。そして全員の発表の後、MIYAVIとこどもたちが一緒に歌い、手拍子でセッションし、来場者からは大きな拍手が贈られた。 そして外務省国際協力局審議官の日下部英紀氏の閉会の言葉でイベントは終了した。 なお、この日のイベントにはプロジェクトを後援する東京都より小池百合子都知事からメッセージが寄せられている。
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