黄ばんだヘッドライトには電解水を使え! タバコ臭いも内装汚れも超絶簡単に落とせる技教えます
■タバコの臭いは酸で中和
長年染みついたタバコのニオイを取り除くのは、専門の業者にお願いする方が早いが、ついたばかりのニオイに対しては、クエン酸を使った拭き取りが効果的だ。 シートのニオイに対して効果があると言われるのが、重曹による清掃。しかし、重曹を溶かした水を含ませた布で拭き取っても、思うようにニオイが取れないこともある。 タバコの煙に含まれるニオイの元(アンモニア)はアルカリ性の成分を持つ。そこへ同じアルカリ性の重曹を持ってきても、思ったような効果は出ないのだ。 そこで、アルカリ性由来のニオイに対して使いたいのが、酸性のクエン酸だ。アルカリ性のアンモニアを中和するので、ニオイ取りに効果的。子供やペットの粗相の時にも、クエン酸は威力を発揮する。 前述したアルカリ電解水、重曹、クエン酸は全て100円ショップで入手できるものだ。スプレータイプの溶液になっているものもあるため、クルマの清掃前には100円ショップでしっかり準備を整えておきたい。
■内窓の汚れには消毒用アルコール
最後に、清掃しても拭きスジや拭きムラで余計に汚く見えてしまうのが、内窓である。綺麗に見えるようで、実は結構汚れているので、定期的に清掃しておきたいところだ。 ただし、窓用のクリーナーを使うと、薬液がガラスに残ってしまうため、キレイに仕上げ拭きしなければならないのが億劫なところ。そこで使いたいのが、消毒用のアルコールスプレーである。 揮発性が高い消毒用アルコールは、二度拭きいらず。乾いた布とアルコールで、内窓は綺麗に素早く清掃できる。 家の清掃術の中には、結構クルマに応用できるものが多いのだ。専用クリーナーではなく、手軽に手に入る洗浄液で、手軽にクルマのリフレッシュをしてみてほしい。