本誌撮影

　昨年12月29日に、10年間在籍したHKT48を卒業。今年から活動拠点を福岡から東京に移し、新たなスタートを切った田中美久(22)。 【写真】最強グラビアクイーン・田中美久の美しすぎる秘蔵ショット...！！ 　卒業から5ヵ月――。5月22日に刊行された週刊現代グラビア別冊『WGPlus Vol.4』の表紙＆巻頭グラビアを飾った彼女が、俳優業に対す熱い思いを語った。 　中編記事『「こんなにセクシーでいいの...？」最強グラビアクイーン・田中美久「脱アイドル」の《つや肌ショット》』より続く。

特に俳優業を「極めたい」ワケ

本誌撮影

　──卒業後は、俳優業とグラビア活動を軸に、バラエティ番組などにも出演しています。 　すべてが楽しいですし、全部をさらに伸ばしていきたいです。その中でも、特に俳優業はとことん極めていきたいと思っています。 　──そう思うようになったきっかけは？　 　去年、『最高の教師 1年後、私は生徒に■された』というドラマに出演させていただいたんですが、本格的な演技はそれが初めてだったんです。この現場で演じることの楽しさを知って、極めたいと思うようになりました。

生で見た松岡茉優さんや芦田愛菜さんの演技

写真：現代ビジネス

　──演じることのどんな部分に楽しさを感じたのでしょうか？　 　当時の私は、HKT48のメンバーとして活動することがただ楽しいなという気持ちで、そんな時間に甘えている状況でした。だから、悔しいと思うことがひとつもなくて。 　でも、『最高の教師』の撮影現場には、当然ですけど経験の豊富な方がたくさんいらっしゃって、悔しいと思う毎日でした。アイドルとは別の場所で自分にそういう感情が生まれたことが、すごくうれしくて楽しくて、もっと頑張りたいと思ったんです。 　松岡茉優さんや芦田愛菜さんの演技を生で目にしたときに、映像を通して見ていたおふたりの演技とは別物の感動があって、いつかこういう役者さんになりたいと思ったことも、俳優業をもっと頑張りたいと思うきっかけにになりました。 　──いろんな感情が刺激される経験だったことが伝わってきます。 　オーディションで選んでいただいたんですけど、私の演技を褒めてくださって、私のことを見つけてくださった監督さんにも感謝しています。初めて受けた俳優のオーディションだったんですが、演技の道に進むことはそこまで考えていたわけじゃなかったんです。 　でも、今はもっともっと演じたいし、演じることが楽しくて。こうして新しい道が見つかるんだって、人生は本当にどうなるかわからないって思います。