50代「若く見えるメイク」老けて見える3ヶ所って?
「やせた?」「疲れてる?」と聞かれるアラフィ―世代。顔がこけてくぼみが出現し影を落としているのが原因かも?アラフィ―世代の“3大くぼ地”はツヤとマットの重ねづけでフラットに。 【写真】50代に似合うメイクアップ術
影を落とすくぼ地はこの3つ!
ブラウス¥19,800/アンタイトル(アユーシ) 右耳イヤカフ¥16,500/マリハ 左耳イヤカフ(上)¥30,800・(下)¥42,900/ココシュニック
■上まぶた 二重の幅とは違う、眼球に沿った上まぶたのくぼみ。この影はまぶたの皮下脂肪の減少、皮膚の老化などが原因だといわれている。 before
■眉上 眉間のシワをつくる皺眉筋(しゅうびきん)や眼輪筋を含む総称“眉丘筋(びきゅうきん)”が眉のすぐ下に存在。額の脂肪が落ちることで、土手のような段差ができやすい。 before
■頰 頰骨のすぐ下から、歯を食いしばったときに盛り上がる咬筋(こうきん)の真上あたりに出現する頰のくぼみ。顔だちの“こけ”に直結する影となる。 before
■ツヤとマットの重ねづけでくぼ地の凹凸(おうとつ)をフラットに 大人メイクが得意なヘア&メイクの永田さんに、“3大くぼ地”のカバー法について解説してもらった。 「くぼ地があると骨っぽく男性的で硬い印象になりやすいんです。ならばツヤ肌でふっくら見せれば?と思うかもしれませんが、顔全体をツヤツヤにすると、頰骨や額中央など高いところに光が集中しすぎて、逆にくぼ地の影を目立たせます。大人肌にツヤはとても重要ですが、ツヤのコントラストを控えめにするのも大切。ふわっと仕上がるフェイスパウダーで、ツヤファンデーションの上に薄膜ベールをかけることが、くぼ地を盛って見せる第一歩です。 そしてくぼ地を完全にカバーするために、明るめピンク系コンシーラーと、マットタイプのパウダーもしくはハイライトを活用。まず、膨張色であるピンク系コンシーラーで凹んでいるくぼ地をふっくら盛り上げる。なじみのよいチップタイプのリキッドコンシーラーがベストです。そこへマットなパウダーもしくはハイライトを薄く重ねると、まわりの肌となじみをよくしたり、清潔感のある肌印象に仕上がる効果が。乾燥肌だとフェイスパウダー後にコンシーラーがのりにくいこともあるので、その場合はファンデーション→コンシーラー→パウダーの順に。イエベ肌でピンク系が苦手という人は、下地でトーンアップしておくと肌浮きしにくくなりますよ」