浦和が0―0ドロー「内容は満足できる部分がある。でも勝てなかった」 スコルジャ監督が会見
◆明治安田J1リーグ▽第35節 横浜FM0―0浦和(30日・日産スタジアム) 浦和はアウェーで横浜FMに0―0で引き分けた。 開始13分にMF松尾佑介の左クロスからMF渡辺凌磨がシュートを決めたが、味方のオフサイドで認められず。後半43分には元日本代表MF原口元気の左クロスの折り返しをFWチアゴサンタナがネットを揺らしたが、またもオフサイドで無得点に終わった。 2度ネットを揺らしながらも判定に泣き、チームは無得点。それでも、19年から続いたアウェー・横浜FM戦のリーグ戦連敗を「5」で止めて勝ち点1をつかみ、残留に向けて一歩前進した。 スコルジャ監督は「両チームとも得点チャンスを作り、内容は互角の試合だったと思う。ゲームコントロールができて、しっかりボールを自分たちで扱えるいい時間帯もあったが、それができなかったマリノスが優位だった時間帯もあった」と振り返った。 試合後、アウェーに駆けつけたサポーターから大声援で鼓舞された。会見では「6年ぶりの日産スタジアムでの勝利をファン・サポーターの皆さんに届けたいという気持ちで挑んだので、もちろんこの引き分けをうれしく思っているわけではない。でも、前回の東京Vとのアウェーゲームと今日の試合を比べると、内容のところでは満足できる部分がある。選手たちがベストを尽くしている姿があった。でも、対戦する相手も非常に強く、勝つことができなかった」と語った。
報知新聞社