【MLB】首位攻防4連戦はフィリーズ先勝 7回裏カステヤノス逆転アーチ 2位ブレーブスと6ゲーム差に
【ブレーブス4-5フィリーズ】@シチズンズバンク・パーク
日本時間8月30日、ナ・リーグ東地区の首位を走るフィリーズは本拠地シチズンズバンク・パークで2位ブレーブスとの首位攻防4連戦がスタート。その初戦は4点をリードされる苦しい展開となったが、2本のアーチで逆転勝利を収め、2位とのゲーム差を6に広げることに成功した。フィリーズ2番手のオライオン・カークリングに3勝目(2敗)が記録され、4番手のジェフ・ホフマンは10セーブ目をマーク。ブレーブス3番手のグラント・ホームズは痛恨の一発を浴び、メジャー初黒星(2勝)を喫した。 【動画】フィリーズのニック・カステヤノスが逆転の19号2ランを放つ 首位フィリーズとそれを5ゲーム差で追う2位ブレーブスの直接対決4連戦。逆転での地区7連覇を狙うブレーブスがスイープすれば、一気に1ゲーム差になるという首位攻防4連戦だったが、大事な初戦を制したのはフィリーズだった。2回表にオーランド・アルシアのタイムリー二塁打で先制されると、3回表には先頭打者を遊撃トレイ・ターナーのエラーで出塁させ、二死後にマット・オルソンに24号2ランを被弾。6回表にはオルソンに2打席連発の25号ソロを浴び、4点のビハインドとなった。 しかし、6回裏に一死1・2塁のチャンスを作ると、ブランドン・マーシュが左中間へ14号3ランを放ち、一気に1点差に。7回裏には先頭のターナーが四球を選んで出塁すると、ブライス・ハーパーが送りバントで走者を進め、エドムンド・ソーサの内野ゴロで二死3塁となったあと、カステヤノスがセンターへ19号2ランを叩き込み、5対4と逆転に成功した。8回表を3番手のマット・ストラーム、9回表を4番手のホフマンが無失点に抑え、1点差で逃げ切り。首位フィリーズが勝負強さを見せた一戦だった。