巳年に描く新成人の誓いの大凧 ヘビ(巳)+カミナリ(雷)=「みらい」へ 大きさなんと20畳
滋賀県東近江市の新成人11人が制作した20畳敷大凧(だこ)が、東近江大凧会館(同市八日市東本町)で披露された。来年のえと「巳(み)」をデザインした凧は、市の成人式開催日の来年1月12日に揚げる。 【写真】毎年恒例の大凧づくり。うさぎ年はこんな図柄 成人式実行委員会メンバーが東近江大凧保存会の協力で11月から作り始め、約1カ月かけて完成させた。凧は縦5メートル、横4・8メートルで、デザインは巳年にちなんだヘビと稲妻文様(雷、らい)の絵に文字を組み合わせ、「翔(と)べ!未来へ」と読ませる。 制作最終日の今月5日夜、新成人のうち5人が集まり、「何事にも挑戦」「世界平和」などと書いた約250枚の願い札を凧の裏に貼った。実行委員長の愛知川消防署員岡田真貴さん(20)は「新成人みんなの願いを乗せて大空に飛ばしたい」と話した。凧揚げは東近江市の聖徳中グラウンドで午後2時ごろ行う。これに先立ち、12月31日~1月6日に大津市のびわ湖大津プリンスホテルで展示する。