最高額は誰だ! 日本代表デビュー時の市場価値ランキング11位。高校生でA代表初選出も…。FWは大成せず
並外れたタレントのみがたどり着ける日本代表。彼らはデビューした時にどのように評価されていたのか。今回はデータサイト『transfermarkt』が算出したデータをもとに、歴代日本代表選手デビュー時の市場価値ランキングを紹介する。※金額が並んだ場合の順位はサイトに準拠。
11位:久保裕也(FCシンシナティ/アメリカ) 生年月日:1993年12月24日(30歳) デビュー:2016年11月11日 デビュー時の市場価値:200万ユーロ(約2億8000万円) デビュー時の所属クラブ:BSCヤングボーイズ(スイス) 久保裕也が日本代表デビュー時の市場価値ランキングで11位に入った。代表デビューとなったのは、ヴァイッド・ハリルホジッチ監督時代。2016年11月11日に行われたオマーン代表との国際親善試合だった。その時の市場価値は200万ユーロ(約2億8000万円)。今でこそ、40万ユーロ(約5600万円)にまで下落したが、KAAヘント時代は500万ユーロ(約7億円)にまで上昇した。 久保は2012年に京都サンガF.C.の下部組織からトップチームへ昇格。2010年に高校2年生でトップチーム登録され、2011シーズンにはJ2で30試合に出場し、10得点を記録。これらの活躍が認められ、2012年2月24日に行われたアイスランド代表戦のメンバーにも選出されていた。高校生がA代表に選出されるのは、14年ぶり2人目の快挙だった。 そこからしばらく代表からは遠ざかっていたが、各年代別の日本代表も経験。2016年11月11日に行われたオマーン代表との国際親善試合で代表デビューを飾っている。翌年2月のワールドカップアジア最終予選のUAE代表、タイ代表戦でそれぞれ1ゴール1アシストを記録し、日本のロシアW杯出場に貢献した。その後、3月27日のウクライナ代表戦以降、代表から遠ざかっている。 久保は切れ味鋭いドリブルと決定力が魅力のFW。そのドリブルで数々のDFを翻弄し、ゴールを奪ってきた。若くして海外に渡った同選手はスイスのヤング・ボーイズ、ベルギーのヘント、ドイツのニュルンベルクでプレー。現在はアメリカ·メジャーリーグサッカー(MLS)のFCシンシナティに所属している。
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