香港、2046年の人口が819万人に達する見通し…統計当局推計
香港政府統計処は7月23日に香港立法会へ提出した「2046年までの香港の人口と労働人口推計」と題した資料の中で、香港の人口が2019年の751万人から2046年には819万人に達し、高齢化が続くなどとする見通しを明らかにした。 資料によれば、2046年までに152万人の人口純流入があるとしており、内訳は中国本土からの移民が89万人、外国人のドメスティックヘルパーが24万人、残る39万人はその他の人口純流動とのこと。労働人口については2038年に366万人でピークを迎え、2046年には2023年並みの358万人まで減少するが、2046年の労働人口に占める65歳以上の割合は8%となり、2023年の6.1%から上昇する見込みという。 また、人口の高齢化については、2023年の香港の人口に占める65歳以上の割合は22.7%で、2046年には36%まで上昇する一方、0~14歳については10.8%から7.1%まで下落する見通しとした。