学校や家庭以外の「居場所」…家庭環境問題の支援「はざまの少年少女」に寄り添うための寄り添わない支援とは
今後の展望 今のサービスにちょっと足りないもの
奥村さん「今ははざまの課題感を解決する場合に、少年少女に任せきりになりすぎていると感じています。 自分で情報とか悩みを吐き出して、心のケアをして、情報収集をして、というのが理想ではありますが、その状態がすごく本人に負担をかけすぎていると考えています。 またいくらインターネットネイティブとはいえ、まだそれを学んでいる途中の少年少女たちが、自分で情報を取捨選択していく難しさもあると思っています。 そういった部分をAIの活用も視野に入れて、補助していくことができたらいいなと思ってます」 トムさん「『支援してあげるよ』みたいな形で大人に来られても、そこのサービスを使う心的ハードルみたいなのが結構高いという場合もありますよね......」 奥村さん「そういったハードルもあると思います。あとは、人によっては悩みを発露する、口に出すことが怖いみたいな子とかもいます。そういう内向的な子とかにも、寄り添っていきたいという思いがあります」 ◇◇◇ 本記事は、日テレNEWS NNN YouTubeチャンネルメンバーシップ開設記念番組「the SOCIAL season1」の発言をもとに作成されています。
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